北陸大学教職員組合ニュース第45号(1997.1.25発行)

 

  法人「入試業務への協力」申し入れ

 

 先日、法人西谷理事より、組合に対し以下のような申し入れがありました。そのとき、理事からは入試までの期間も平穏に願いたいとの要望が出され、委員長は、この申し入れは尊重すると約束しました。皆様のご協力をお願いいたします。

 































 

     真実は1つ    

 

 不自然な法人の態度 立て続けにWith Plus発行

 

 With Plusが、この1月から「編集委員会」発行となって、論調が変わった。

組合員の文言、コメントに一々反論し、批判し、非難する。一瞬、怪文書を読んでいるかのような錯覚にとらわれる。何かに取りつかれたような組合攻撃は、何を目論むのか、何を覆い隠そうとしているのか。北陸大学の公報紙としては、いささか見識が疑われる内容と余裕のない文章ではないだろうか。我々は、法人は大学を設置する者として、高潔で寛大な心と貫禄ある風格を備え、高い見識で物事を公平に判断し、平和なキャンパスのために仕事されていると考えていたが、他人を非難し攻撃するだけの格調の低いWith Plusで、自らイメージを崩されるとは残念である。理事長の本意であろうか。故意に対立を激化させる第三者的要素はないだろうか。

 1月20日、西谷理事より「入試業務に関するご協力のお願い」を申し入れてきた。先日の北陸中日新聞の不本意な報道のこともあり、組合は「正当な組合活動は行うが、情報などで故意に誤解されないように注意し、協力する」と約束した。そして、1月21日発行の組合ニュース第44号は「見出し」を変更し、正当な主張の記事であったが、一部を控え空白とした。(新年明けまして ・・・・・ の部分)

 ところがである。法人はこの間にWith Plusを発行し、組合を攻撃し、学内世論を煽り立てた。これは一体どうしたことなのか、信じられない行為である。

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(イソップ物語より)

  法人よ

   北風になるなかれ

        太陽になれ!

 

19971 北陸大学教職員組合一同