「学生有志の会」の現状とこれからの活動
 


4月13日現在で、学生1203人、父母738人もの理事長退陣要求署名が集まりました。学生の署名数だけで全体のおよそ3分の1ということは、知事や地方議員であれば解職請求できる数です。もはや、「一部の声」ではなく「学内世論」になりつつあります。3月20日付で佐々木学長から、私たちの活動を批判する文書が、貴重な学費を使って学生および父母へ郵送されましたが、その後、署名数は減るどころか増えたことに私たちは驚いています。
私たち学生有志の会一同は、北元喜朗理事長が退陣するまでこの活動を続けていきます。さらに多くの学生・父母に署名活動への理解とご協力を求めるとともに、北陸大学の学生代表機関である「学友会」や、私たちと同じく大学の正常化を目指している「北陸大学の正常化を目指す教職員有志の会」や、「北陸大学教職員組合」にも協力を求め、早期にこの問題が解決するよう努力していきたいと思います。
最後に、北陸大学の創設者で初代理事長の林屋亀次郎先生が、北陸大学開学式式辞で述べられた言葉を付け加えさせて頂きたいと思います。この言葉どおりの大学運営が、一刻も早く行われることを私達は切に願っています。
 

「私は常に優れた教授陣容の充実をはかるとともに世に誇り得る研究施設を完備して、かつて英国の詩人が『地上にあるものの中で、大学ほど美しいものはない』といったことばをそのまま本学に具現したいと祈念するものであります。