(平成11年1月6日 北國新聞朝刊 地方社会面)


入試制度改革に意欲 河島北陸大新学長が来社


1日付で北陸大学長に就任した河島進氏(56)−写真−が5日、北國新聞社を訪れ、飛田秀一社長と懇談した。
河島学長は学部教育、研究の一層の充実を強調するとともに「成績が悪い人を落とす試験ではなく、各学部の特色に合わせて、ほしい人材を積極的に確保していきたい」と述べ、入試制度の改革に意欲を示した。
河島学長は薬学部教授で、先月、任命制から2段階選挙制に移行した新しい学長選挙で選出された。新制度に至るまでの経緯を振り返りながら「理事会と教員並びに職員の太いパイプとなり、大学全体の意思疎通を図ることが学長に課せられた大きな仕事」と述べ、地域に根を下ろし、高い評価と信頼を確保していく姿勢を示した。
河島学長には佐々木吉男前学長が同行した。

戻る