（平成１１年３月１３日 北國新聞朝刊 地方社会面）
法学部長も選挙へ 北陸大 初谷氏が辞表提出
学長、学部長選出の方法をめぐって大学理事会と教授有志グループが対立している北陸大で、昨年１２月の学長選挙に敗れた初谷良彦法学部長が、残り１年の任期を残して辞表を提出していたことが12日、分かった。辞表は河島進学長が保管しており、理事会で受理するかは未定。受理されれば、薬学部、外国語学部に続いて法学部でも新制度による学部長選挙が月内にも行われることになる。
関係者によると、初谷法学部長は教授有志グループの賛同者でもあり、法学部でも早い段階で選挙による学部長の選出が行われるよう配慮したのではないかとみられている。
任命制から選挙制に移行した薬、外国語学部の学部長選挙が12日までに行われ、薬学部長候補に吉藤茂行教授、外国語学部長候補に桜田芳樹教授を選出した。19日に開かれる予定の理事会で信任されれば、学部長に就任することになる。
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