(平成11年3月20日 北陸中日新聞朝刊 第2社会面)

薬、外国語学部長選出を持ち越す  北陸大


学部長選出の新規程が昨秋更新された北陸大(金沢市)で、薬、外国語両学部長を選ぶ理事会が19日、開かれたが、継続審議として次回に持ち越した。
同大では学長、学部長選出に教職員の意見が反映されず、理事が大学を私物化している−などとして、教授らが「正常化を目指す有志の会」を組織し反発。このため教授らの意見も盛り込んだ学長、学部長選出の新規程が昨年11月に施行された。
これに沿って、両学部長の任期満了(3月31日)に伴う選挙が10日に行われ、両学部長候補とも「有志の会」メンバーを選出。理事会を経て最終的に選ばれることになっていたが、この日の理事会では結論に至らなかった。次回の理事会日程は未定という。

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