慰謝料200万円求め北陸大を提訴
金沢地裁に前法学部長
北陸大の北元喜朗理事長に日本刀を突きつけられ、退職を強要されたのは、大学側が労働環境の整備を怠ったためだとして、同大前法学部長の初谷良彦氏は25日までに、同大を相手に慰謝料200万円を求める訴えを金沢地裁に起こした。同氏は既に北元理事長を相手に同様の訴えを起こしている。
訴えでは、初谷氏は昨年9月14日午後、北元理事長から理事長室に呼び出された際、「いいものを見せてやる」などと言われ、のど元まで日本刀を近づけられたという。
初谷氏は「大学側は教職員が心身両面で安全に働く環境の整備義務を怠った」などと主張している。
これに対し、大学側は「訴状が届いていないので今はコメントできない」（総務部）としている。
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