(平成13年2月10日 北陸中日新聞朝刊)



成績評価方法で助教授ら抗議文 北陸大問題


 北陸大学(河島進学長、金沢市太陽が丘)の前法学部長・初谷良彦氏が担当していた6科目の成績評価方法に関し、同学部の助教授と講師11人が9日、三浦泉・法学部長事務取扱あてに抗議文を提出した。
 「初谷教授と1月からの後任者がそれぞれ評価を出し、後任者が最終的に成績を出す」とした8日の法学部教授会に対し、「法学部の慣習である助教授と講師は加われず、議論も十分に尽くされたとはいえない」としている。
 また、「初谷教授が評価をされない場合、通年科目はほぼ30回の講義が行われ、3分の2以上の出席が必要とされるが、3回の講義とレポート提出で成績を決めるのは合理性があるとはいえない」としてうえで、「速やかに法学部会議を開催し、慎重かつ熟慮された決議があらためてなされることを要望する」としている。


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