(平成13年5月25日 毎日新聞朝刊)


学生2人からO157 金沢


 金沢市保健所は24日、同市内の大学学生寮の男子学生2人(いずれも18歳)が下痢や発熱などの症状を訴え、病原性大腸菌O157を検出したと発表した。ベロ毒素も確認した。2人は入院しているが、快方に向っているという。
 同保健所では学生寮での集団感染の可能性もあるとみてほかの寮生ら245人に検便や健康調査を実施している。給食施設は22日の夕食から営業を自粛している。
 O157は発症までに2〜7日程度の潜伏期間がある。【長谷川隆広】

 
戻る