O157 新たに9人 感染を確認 金沢の学生寮
金沢市内の大学生寮で男子学生2人が病原性大腸菌O157に感染した問題で、同市保健所は26日、新たに寮に住む女子7人、男子2人の計9人の学生の感染が確認されたと発表した。いずれも症状は軽いという。同保健所がこの寮の入居学生や関係職員計252人を対象に検査していた。
同保健所では、7〜16日に学生寮で作られた食事の材料70種類を検査したが、異常は見られなかったという。寮内のトイレの蛇口などから感染した可能性もあるとみて、さらに調べている。
また、菌は検出されなかったが、血便などの症状を訴えている入居学生や関係職員が計9人おり、いずれも入院しているという。
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