(平成13年7月7日 北陸中日新聞朝刊)


北陸大訴訟和解を打診 金沢地裁


 北陸大(金沢市)の初谷良彦元法学部長が、北元喜朗理事長に日本刀を突き付けられ辞職を迫られ精神的苦痛を受けたとして、北元理事長に200万円の慰謝料を求めた口頭弁論が6日、金沢地裁(渡辺修明裁判官)であり渡辺裁判官は初谷氏側と北元氏側双方に和解を打診した。内容は提示されていない。
 訴状によると、初谷氏は昨年8月末、法学部長を退任し教授を続けるよう希望していたところ、大学から形だけ教授職の辞職願も提出するよう求められたため提出。翌月、理事長室に呼ばれ、北元理事長にのど元に日本刀を突き付けられ「教授も辞めなさい」などと迫られたという。


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