(平成13年7月26日 朝日新聞朝刊)


北陸大退職巡る訴訟 元法学部長が理事長と和解


 初谷良彦・元北陸大法学部長(59)が「日本刀を突きつけられて退職を迫られた」として、同大学の北元喜朗理事長を相手取り、200万円の損害賠償を求めた訴訟で25日、金沢地裁(渡辺修明裁判官)で和解が成立した。
 和解内容は裁判官の要請で明らかにされていないが、初谷・元法学部長は「主張が全面的に認められ、目的は十分に達成した」と話した。また、同大学総務課は「双方の主張が認められ、退職問題が解決されたことは喜ばしい」と話した。



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