(平成10年2月25日 北陸中日新聞朝刊 第2社会面)

 

北陸大改革訴えチラシ 教職組が街頭活動

 

北陸大教職員組合(櫻田芳樹委員長)は24日夕、金沢市の香林坊アトリオ前で、同大の改革を訴えるチラシを配った。同組合としては初めての街頭活動で、27日まで4日間、市内で4000枚を配布する予定。

チラシでは、同大理事会に対し、昨年行われた文部省からの行政指導に従うことや経理公開、役員報酬の削減などを求め、「大学正常化のためには、北元喜朗理事長の退陣以外にない」と結んでいる。同組合副委員長の島崎利夫法学部教授は「(学長選出をめぐり)昨年4月から大学の正常化を願っていたが引き伸ばされ、放置できないと考えた。市民の皆さんに大学の問題を理解してもらいたい」と話した。