学長選出を巡って混乱の続いていた北陸大学（金沢市太陽が丘、北元喜朗理事長）の新たな選挙制による学長選出が１４日行われ、新学長に河島進・薬学部教授（56）が決まった。任期は来年１日から４年間。
今回の学長選出は新制度に従い、河島教授と初谷良彦法学部教授（57）が推薦されて選挙となった。講師以上の専任教員１３１人（２人欠席）による投票は１２日行われ、初谷教授が81票、河島教授が41票と、規定の「有効投票の２割以上」を両候補とも獲得、理事会投票にゆだねられた。理事会投票の内訳は明らかになっていないが、河島教授が過半数を獲得したという。初谷教授は理事会の前に辞退していた。河島新学長は金沢大薬学部卒。９３年から９７年まで、北陸大薬学部長を務めた。
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