学長選任をめぐって理事会側と教授有志が法廷で対立している北陸大（金沢市太陽が丘）で１４日、学長選挙が行われ、河島進・薬学部教授（56）が新学長に選ばれた。
学長選挙では、従来、理事会で決めた候補者を理事長が選任する形だったが、教授有志が学長選任をめぐる理事会決議の無効を訴えて裁判を起こしたことなどで選挙方式を変更。
１２日に行われた１次選挙で理事側が推薦する河島進・薬学部教授と教授有志側が推薦する初谷良彦・ 法学部長（57）の２人で選挙が行われ、初谷教授が上回ったが、理事会による２次選挙で河島教授が選ばれた。
河島氏は１９６８年、金沢大大学院薬学研究科修了後、北陸大薬学部助教授、教授などを経て９３年から昨年３月まで同大薬学部長を務めた。
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