ホームページ拝見させていただきました。

最近テレビや新聞で母校の記事を目にする度、それが決して明るいニュースではなく、一体何故、いつ頃から私たちの母校がこのような状態になったのか、一体どこに原因があってこんなことになるのか、不思議で仕方ありませんでしたが、組合のみなさまのいくつもの記事を拝見するたび、理事長を初めとした法人と呼ばれる方々に原因があるのではないかと思い至りました。学生であった私たちにはあまり馴染みがなかった方たちですが、もしマスコミで騒がれているいくつもの騒動、不祥事がそこに起因するものならば、まずその方たちには事実関係をきちんと私たち卒業生に対しても説明していただきたいと思います。もちろん、教職員の方々、現在在学している後輩のみなさん、そしてその父兄の方々へももちろんですが。以前は卒業後も手元に送られてきていた大学の広報誌もここ数年は記憶にありませんし、それ以外でもこれまでにマスコミに取り上げられている一連の出来事については、教職員の方々以外からはなんらお話をうかがっておりません。そして、たとえ原因がどこにあるにしても、このような不祥事を起こし(文部省へ虚偽報告をするなどして、2度にもわたって行政指導を受けた、とのことです)、私たちの母校をこのような悲惨な状態にした責任を大学の責任者と呼ばれる理事長、そして学長は取るべきではないかと私は考えます。学内事情とも言うべき事柄は多々あるでしょうが、大学は誰のものでもありません。ましてや理事長や学長や一個人のものではありません。むしろ、私たち卒業生や学生のものといっては言い過ぎでしょうか。大学教職員、組合員のみなさまのご苦労、ご努力には頭が下がる思いですが、母校のために力を合せてがんばっていただきたいと思います。私も母校のために何かできることがあれば、是非協力したいと思います。

 

今回、少しでもみなさまのお力になれればと思い、さしあたって以下の駄文を書かせていただきました。

 

「北陸大学を私たちの手に取り戻そう!!

 

私たちは、北元理事長の大学私物化を許しません!

 

前理事長への高額な退職金を取り戻そう!

 

北元喜朗現理事長の父親である北元喜雄前理事長が退職するにあたり、約3億円もの退職金が支払われたと聞き及びます。全国でもこれほど高額な退職金は見当たらず、まさに常識を超えた金額と言わざるを得ません。何故これほど高額の退職金支給が可能になったのか、不思議とも思えますが、前理事長が退職する直前、平成5年12月の理事会において、「常勤役員退職金規程」が改訂され、理事長の専権で金額を増減できるようにすることにより、このような高額な退職金が可能になったとのことです。ちなみに、改訂前の旧規定で計算すると約9千万円にしかならない(それでも多いかどうかは判断の別れるところでしょうが)とのことです。たとえ、前理事長が大学にどれほどの貢献があったとしても、3億とはあまりに非常識な金額と言わざるを得ません。私たちの大学の学納金が全国の大学でもかなり高いことはよく知られています。高額な学納金収入を得ているのだから、退職金もまた高額でよいということでしょうか。私たちの両親が4年間苦労して支払ってくれた学納金が、(外国語学部の4年間の学納金が合計480万円として、62.5人分!)たった一個人のものとなってもよいものでしょうか。そう思わざるを得ません。理事会において規程が改訂され、それほど高額の退職金が支払われるということになれば、当然、理事会の方々も承知されていたことと思います。これほどの高額な退職金が妥当であるとするならば、その常識には首を傾げざるを得ません。どのような説明をされるお積もりでしょうか。現在在学中の学生、父兄はもとより、私たち同窓生に対しても、卒業してしまったのだから関係ないなどとは言わず、是非真実をお聞かせください。」