早速ですが、初めてこのホームページを拝見させていただきました。

組合の皆さんが、熱心に大学改革に取り組んでいらっしゃることがわかりました。

私も一卒業生として、応援したいと思います。

しかし、この北陸大学という学校の仮面をかぶった、悪徳な会社。私も在学中からすでに、そう思って、あきらめていました。

私立学校の姿を初めて知るには、あまりにもインパクトが強すぎて、私自身、私立ってこんなもんなのか、と思うには時間を要しました。(こんなもんではないはずですが)

ここからは愚痴じみているかもしれませんが、ちょっと書かせていただきたい。

 

ここが、会社だなとあきらめた瞬間は、たくさんある。

職員のあの新入生にやさしく、在校生には、事務的に処理していく態度、サービス業まるだしだった。とっても不自然だった。

生徒がいても、部下をしかる上司。やっぱ会社だと思った。

入試の際に、配られる弁当に、試作品をまず作らせて、味はどうかチェックを受けて、駄目出しされていた、アソシエイツの方。

自分たちの点数稼ぎの為に、是が非でも学生をどこかの企業に入れようとする就職指導課。

ここまでこけおろしたところでなんとも致し方ないのですが、

まあこのぐらいにしておきましょう。

メールのアドレスを見ていただければ、一目瞭然でしょうが、

わたしは、北陸大学とはまったく違う、私大を経験いたしました。(もう卒業ですが・・・・)

ここは、われわれ学生にとって、天国です。

教職員の揉め事は良くは知りませんが(ここは理事長なる利益を掌握する人物がいないので財政面では問題はないのでは?)、学生が発言できる自治会なるもののが存在する為に、大学側も慎重です。

こうしてメールを打つことが出来たり、図書館をはじめとする、学校生活の充実、こうして学生に還元されているという物的証拠がところどころから、垣間見ることが出来るのです。たとえば、トレーニング、水泳するのに、お金はとられません。もちろん、合宿所を利用しても。サークル活動にも年間通して、活動費が自治会からおりてくる。

学費は約北陸大学÷2です。

これは、どういうことか???

倍払っていた北陸大学では、出来なかったことが半分でも出来るのであります。

何が違うのでしょうか?

大学というものは、誰の為のものなのか?何の為のものなのか考えれば、こんな形にはならなかったはず。基本中の基本ではないでしょうか。

 

それぞれのやり方がある!といわれてしまえば、もうお手上げですが、

こんな大学もあるのです。

私は、むしろこの両極端の大学を経験できたことを良かったと思う。

こちらの欠点もあるには、あるでしょう。しかし、質が違う。

 

どんな、商売であろうと利益は必要かもしれませんが、

正当なやり方というのがあるでしょう。

 

最後に、 学生時代、法学部棟にどうして階段教室が無いのか?壁が薄いのか?ということを話したことを思い出します。

結論は、「ここは、後に老人ホームになるから、壁を壊しやすくしてるんだって。」妙になるほど、とうなずいていた。

おまけが「図書館は生涯教育センター、サウンドトラックはリハビリセンターになるね」というおちまで付いていた。

ここまでくると、情けないですよね。

何とかして、いち早くこの悪い状態から脱出していただきたいと、切に願う私であります。

 

非常に辛口なコメントになってしまい、誠に失礼いたしました。

 

外国語学部卒業生(92年度入学)