With Plus

平成9年6月27日

 

現行給与水準に正しい理解を

  夏季賞与、ようやく合意なる

 学校法人北陸大学は、今年度給与改訂について6月26日までの組合との話し合いで、本俸ベースで平均2.65%アップ、夏季賞与平均2.5か月、冬季賞与平均3.5か月を提案しました.本俸ベース2.65%アップは金額で10.000円を超えるもので、今春闘の全国平均2.8%(8,000円台)、石川県平均2.7%(7,000円台)を金額ではいずれも上回っています。学校法人は昨年度の給与改訂において、本俸べースで3.84%アップの昇給を実施し、これは昨年の春闘相場の2.86%アップ、人事院勧告1.85%アップを大きく上回りました。また、下のグラフに示したように本俸で全国約400校の私立大学平均に極めて近い給与レベルに達し、北陸地区では、他の私立大学全て(医学部を除く)を上回る水準となっています。今後とも給与改訂の早期実現に向け誠意をもって努力していきますが、皆様には本学の現行給与レベルについて正しい理解をまずもってお願いするものです。

 人事考課については、今後実施の方法について双方で協義し、冬季賞与支給時にまず一般職負から実施することを提案しています.人事考課は一般企業では定着して久しく、仕事に対する評価がなされるのは世間の常教であり、むしろ適正な評価の欠如は仕事における自己目標の喪失にもつながりかねません。学校法人は、人事考酔を仕事への励み、適性の見定め、育成指導といった職員にとってプラスの材料としてとらえており、決して減点評価の手段として考えているのではありません。組合との協議も必要ですが、健全な活力と意欲を創出するため、理解を求めながら是非導入にこぎつけたいと考えています。

 夏季賞与については、既に昨年の支給日(6月24日)を過ぎ、誠に申し訳なく思いますが、ようやく組合との合意もなり、7月2日に支給のはこびとなりました。これまでのご理解に感謝申し上げます。

 

With Plusは、学校法人北陸大学の職員の皆様の日常集積に直接関連する関心事について学校法人の姿勢や考えを正確かつ迅速にお伝えする広報施です.しばらくぶりの発行となりましが、With同様今後ともよろし<お願いいたします.

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