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平成9年12月5日

 

給与改訂 3.15%増、年末賞与 一律3.5カ月を提案

意欲、能力を高める考課にご理解を

 師走を迎え、皆様におかれては気ぜわしい毎日を送っておられることと思います。2週間後に迫った冬休みを前に何かとお忙しいことと思いますが、新年への業務の移行が円滑に進みますようご協力をお願いいたします。

 学校法人は12月5日までに組合に対し、平成9年度給与改訂について、本俸ベースで平均3.15%(12,800円)アップ、年末賞与は一律3.5カ月の支給、一時金は本俸と諸手当を含む合計月額の一律0.15カ月分の支給とする最終提案をしました。また、平成10年度給与改訂から職員の人事考課を実施するために、10年1月から学校法人、組合双方から3名づつの委員を選出して、法人案について協議することを提案しました。詳細は裏面をご覧ください。賞与については、皆様の年末年始の生活に直接影響するだけに、合意が得られ次第、一時金と合わせ早急に支給できるよう努力しますので、よろしくご理解をお願いいたします。

 9年度給与改訂は、9年4月1日に遡って適用し、10年1月の給与から実施し、改訂による本俸及び賞与の差額は、10年1月31日までに支給する方針です。

 人事考課は、前回お知らせしたとおり、あくまで意欲、能力を高めるための職員にとってプラスになる制度として適用するものです。

 教職員の中には既に冬休み中の計画を立てておられる方も多く、学校法人の提案を受け入れた上で賞与・一時金の早期支給を望む声も聞かれます。こうした点では、組織としての統一見解を示すことのできない組合員以外の方々の意向も十分に考慮しなければなりません。これは個々の教職員の職業人、生活者としての立場、権利を尊重すれば、当然配慮すべきことです。今後、私学経営が一層厳しさを増す中、長期展望のもとに可能な限り皆様の生活向上を目指す方針ですので、ご理解とご協力をお願いいたします。

1.平成9年度給与改訂

@ 給与は、本俸ベースで平均3.15%増とする。

 

2.年末賞与

@ 平成9年11月30日現在、勤続6カ月以上の職員の支給率は一律で、月額賞与

  算定基礎額(本俸、管理職手当、扶養手当、調整手当(1))の3.5カ月とする。

A 平成9年11月30日現在、勤続6カ月未満の職員、及げ学校法人北陸大学給与

  規程第27条に該当する期間がある職員は、その勤務期間に応じて支給する。

 

3.一時金

@ 年末賞与支給日に在籍している職員に対して、平成9年12月に支給する本俸、

  管理職手当、扶養手当及び調整手当(1)の合計月額の0.15カ月分を一律で

  支給する。

A 支給日は、年末賞与支給日とする。

 

4.実施について

@ 平成9年度給与改訂は平成10年1月度給与から実施し、平成9年4月1日

  に遡って適用する。

A 改訂後の給与と平成9年4月から平成9年12月までの給与、平成9年度

  夏季賞与及び年末賞与との差額は、平成10年1月31日までに支給する。

 

5.人事考課について

@ 法人と組合は、平成10年度給与改訂から一般職員の人事考課を実施する

  ために、平成10年1月から双方3名の委員を選出して、法人案について協議する。

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